x および y に対しての の偏導関数は次式で定義されます.
しばしば h = Δx, k = Δy のように記述します.y を定数とした x に対する f の通常の導関数は単に と記述し,一方 x を定数とした y に対する f の通常の導関数は と記述します.
高階の導関数もまた同様に定義します.例えば,2 階の通常の導関数は下記のようです.
偏導関数は時々 fx や fy とも記述します.そのような場合 fx(a, b), fy(a, b) は点 (a, b) において評価されるこれらの偏微分です.
偏導関数はまた fxx, fxy, fyx, fyy とも記述します.f が少なくとも 2 階の連続な偏微分を有するなら 2 階や 3 階微分の結果もまた同様です.
の全微分は次のように定義します.
ただし h = Δx = dx, k = Δy = dy です.